2016年11月7日月曜日

共感は大切だが、ムリヤリ共感しようとする必要はないと決めた。

前日の投稿で、

調和の大切さを

説いたような気がするのだが、


そんなことを書きながら、

調和を重んじるあまり、

無理やりと言っていいようなレヴェルで

必要以上に

相手に共感すること、

同調することは


あまりいいことではないような気がしてきた。



営業職としての

僕がそのタイプだ。

かつ、

仕事とプライベートの境も曖昧になってきて、

プライベートでもそんな感じに

なってしまっていた

ような気がする。


そしてそれは

あまりセンスがない行為だった

とも思ってしまった。





自分に嘘をついてまで共感する行為にたいして発展性はナイ。



もちろん、

何に対しても否定的に

なろうっていうことじゃない。

それはむしろ嫌だ。

噛みつくことが

カッコイイ なんて

思ってるタイプにはなりたくない。

共感できることには

がっつり共感の意を表したい。


ただ、

自分を偽ってまで

常に「共感しよう同調しよう」って

スタンスで居続けるのは、

なんかイマイチだったなと、

実質思うわけです。



えてして、

営業なんかやってると

相手に同調する

くせがつく。


初対面の商談なんかでは、

特にそれが有効なスタンスであり、

効果的なのは間違いない。

しょっぱなから

「僕はそうは思いませんけど」

なんて、

言っていいとは思いませんけど。



ただ、

付き合いが長くなって、

飲みなんかにも行くようになって、

そんな場でも


ですよね~

さすがっす

わかります~


って、

ほぼ反射的に

言っていた自分は

そろそろ脱却したくなってきた。


必要以上に


相手を持ち上げる?

おとなしく言うことを聞く?

自分の意を伏せて?

その関係性に発展性はあるのか…と。











「僕はそうは思いませんけど」 ――そう言った方が盛り上がる場と関係性。




いやいや、

そンな感じでこれまでやってきて、

その結果今の営業が上手く行ってないワケじゃないし、

もしかしたらそのスタンスを

今後も継続した方がいいのかもしれない。


波風を起こさず

相手に気持ち良く語って頂く、

そう思ってやってきたことは、

フツウに良いことだったはずだ。



でも

例えば、

ある仲の良いお客さんが、

最近僕が嫁との結婚式に対して、

かなり情熱的かつ積極的に取り組んでた時期、

そのことについて苦言を呈してきたことがあって、

ワリと冗談抜きな感じでもっと働けと。

自分は成人式にも行ってないし、

結婚式も行っていないぞ、と。






(僕)

ですよね~

僕は無駄に時間とお金を使いすぎですよね~

もう少し簡素にやってもいいですよね。

見習います!あざっす!!



って感じな事を言いましたけど、


コレ正解だった?

営業的には、模範解答だった??



…全然そんな感じがしないんですよね。

そして実際のところ

僕は微塵にも

心底全く共感してないんですよね、

その頂いた苦言に対して。


結婚式に割く時間とお金は全く無駄だとは思わないし、

成人式とかイベント毎もそうだし、

簡素 どころか

むしろ根本的には派手好きだし、


そんな俺が

反射的に何を同調なんかしてしまっているんだろうと。


今思い返しても

違和感しかない。


そして、

そんな状態が

常態化してしまっている自分は、

あんまり面白味のない人間だと

マジで昨日思いました。




ムリヤリ共感よりも、

素直に

「僕はそうは思いませんけど」

って、

それぶっこんでくる人物の方が、

断然面白くない??


そっちの方が、

多少心証を害したとしても、

その場は盛り上がるし、

印象にも残るような気がする。

関係性にも適切な発展が望めると思う。



実質、

そのお客さんは、

共感しすぎて同調しまくっているうちに

要求やタスクや期待が

仕事の範疇をかなり超えてきてしまって、

そんなことまで出来るワケもなく、

というかやるつもりもなく(心がノッてない)、

なぁなぁといい顔しながら躱していたら、

今では向こうから見限られてしまった

感じである。


共感・同調ばかりしていても、

適切に関係性は発展しなかったということだ。

すっかりバランスを欠いてしまった

調和

だった。(つまり、調和してない)






…だから決めた。


必要以上に、

ムリヤリ共感しようと

する必要はないと。


心に従い、

全く共感できないことには、

「僕はそうは思いませんけど」

って、

ぶっこもう。



静かな湖畔 でも、

時には一石を投じて波紋を起こした方が、

調和することがあるはずだ。



ちょっとこれからは

そんなスタンスで行ってみようかな。



おわり。

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