嫁とは
熱い議論を交わすことがある
先日ブログの
「○○ラーメン」の
話題にも関係することなのだが、
この「○○」部分に
ご当地要素が盛り込まれることが多い。
尾道ラーメン しかり
和歌山ラーメン しかり
津山ホルモンうどん しかり
蒜山やきそば しかり
…である。
そこで だ。
議論の焦点になったのは、
「どのへんから“ご当地”~~と謳ってよいのか」
ということである。
双方の合意事項
地域にねざしているもの こそが、
本当の
“ご当地”なにがし
であるということ。
これについては
双方に異論はない。
ねざしている
ということがミソである。
誰かが思いつきで、
いきなり奇抜なモノを
“ご当地”なにがし
と言い出しても、
地域に定着がなく
また経済効果も少ないものは
“ご当地”なにがし
とは認めない。
では、
次に重要になってくるのが、
何を持って
“地域にねざしている”
とするか
である。
オレのターン:言ったもんがち理論
ここでオレが引き合いにだしたのが、
「からつバーガー」
である。
唐津市の老舗銘柄であり、
数年前に“ご当地”ブームで話題になり、
今でも唐津市の経済に
少なからず影響を与えていると
思われる。
一見すると、
それはただのハンバーガーなのだが、
(もちろんマクドよりウマい)
その名称の頭に古くから「からつ」を付けることで
ブランド化、
単なるハンバーガー以上の
付加価値が認められている
“ご当地”なにがし化に成功している。
だから「言ったもん勝ち」である。
しかしこれに対して
我が嫁は
「異議アリ!」
なのである。
嫁のターン:ご当地の特別感が大切理論
事実はともかくとして、
嫁の考えでは
「からつバーガー」は
“ご当地”なにがし として
認められない。
なぜなら、
“ご当地”なにがし 足るもの
“ご当地”の
名産品なり、
風土なり、
特有の食文化なり が
要素として
含まれているべき であり、
「からつバーガー」は
えっ!?ただの美味しいハンバーガーじゃん!
…ということなのだ。
更に言えば
佐世保バーガーと何が違うと??
…ということなのだ。
これには唐津市観光協会も絶句である。
巻き添えで、佐世保市観光協会も白目である。
一理ある。
例えば和歌山のご当地グルメには紀州梅が、
熊本のご当地グルメには馬肉が、
沖縄のご当地グルメにはミミガーが、
含まれていてしかるべき
ということだ。
即ち「ご当地の特別感が大切」なのである。
議論はつきないが…
これはおのおのの主観であるから、
特に決着をつけるべき事柄でもない。
正解も、たぶんない。
そんな感じの以心伝心にて、
ゆる~く、
僕と嫁の議論は終了した。
僕は昔から
結果つじつまがあえば
過程はあまり気にしない、
極端な話、
虚像 もアリと
考えるタイプなので、
マーケティング的に成功している
「からつバーガー」を
“ご当地”なにがし を
モデルケースと考えた。
一方嫁は、
物事の本質や核心を
的確に
捉えに行くタイプである。
そういった
二人の個性を
しっかりと出し合った
充実した
ディベートでしたね
まる
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